臨床発達心理士の子どもの発達コラム 〜ボディイメージ〜

今年は閏年ですね。
閏年といえば、オリンピックの年。
今年はパリでオリンピックが開催されます。楽しみですね!

 

今日はボディイメージの話をしていきます。
お子様の特性で「ボディイメージが弱い」という言葉は、聞いたことがあるかもしれませんね。
そのボディイメージについて、少しお話ししていければと思います。

 

臨床発達心理士の子どもの発達コラム 〜ボディイメージ〜

自分の体をイメージする

ボディイメージというのは、自分自身の体について、自分の脳内でイメージできる力のことです。
自分の体のパーツがどこにあって、どれくらいの大きさで、どのように動いているかなどをイメージする力です。
これは、様々な感覚器からの情報を基に形成されます。
感覚情報の受け取りが苦手な場合、ボディイメージの弱さにつながります。

 

ボディイメージが弱いとどうなる?

ボディイメージが弱いとどんなデメリットがあるのでしょうか。

 

例えば、自分の体の幅がわからず、何かにぶつかってしまうこともあります。
人との距離感がわからず、相手が驚くような距離まで近づいてしまったりします。
自分の手足の動きがわからないので、うまく体が動かせなかったり、動きの模倣が難しかったりすることもあります。

ちなみに私は、かなりボディイメージが弱いのですが、道を歩いていて前から来る人を避けることができません。
どれくらいの距離感でどれくらいで避ければいいかわからないのです。

 

ボディイメージを育てよう

ボディイメージは、あえて様々な運動をするというよりは幼い頃からの遊びの中で育まれます。
遊具で遊んだり、友達と走り回って遊んだり、様々な遊びの中で体を使うことが重要です。
様々な感覚を使って、筋肉を動かすことでボディイメージを自分の中に作っていくのです。

 

例えば、ボールプールなどは体が沈んだり、登ためにボールを足で踏んだり、でも不安定だったりするので様々な感覚が刺激されます。
他にも、ジャングルジムもいいです。
昔はやったゴム跳びなんかもいいですね。足の動かし方を知ることができます。

 

このようにボディイメージは幼い頃から体験的きに育まれるものです。
今はなかなか思い切り遊べるところも少ないですが、いろんな機会に体を使って感覚を養っていけるといいですね。
水泳は全身を使う運動ですし、浮力や水圧で地上とは違う環境での運動ですので、ボディイメージを養っていくのにも最適です。

 

 

------------------------------

【講師募集中★★★】
なかい水泳予備校では一緒に働いてくださるスイミング講師を募集しております!
特に多くご依頼いただいている名古屋市内でのレッスンができる講師の方大募集中です。

 

募集エリア:名古屋校、大阪・神戸校
女性のスイミング講師の方活躍中です!
子育てがひと段落した方や、スイミングスクールのセカンドキャリアとして一緒にお仕事しませんか?

 

◇◇◇こんな方におすすめです◇◇◇
●大人数のレッスンだと一人ひとりに対応しにくいと感じる
●お子さまの得意や苦手に合わせたレッスンがしたい
●副業として始めてみたい

採用応募の詳細は下記URLからご覧ください!

nakaiyobikou-saiyou.jp