クラウドファンディングに挑戦‼かたつむりのたび🐌

こんにちは。
なかい水泳予備校 代表の中井です。

 

お友達の なかいずみ とうまさんがクラウドファンディングに挑戦しています。
彼のことを皆さんに知ってもらいたくて、今回ブログで紹介させて頂く事にしました。

 

クラウドファンディングに挑戦‼かたつむりのたび🐌

なかいずみ とうまさん

東大阪市在住、絵本作家のなかいずみ とうまさん。この春5年生。
2023年に「さると木」という絵本をクラウドファンディングで300部出版。
第14回小鳩基金大賞受賞/第29回自治労文芸賞子どもの部受賞。

 

今回2回目のクラウドファンディングに挑戦中!!
プロジェクトは『ぼくの作った物語「かたつむりのたび」を絵本にしたい!』

 

このプロジェクトを達成したい理由↓↓
ぼくはどうしても絵本を作りたい理由があります。この絵本で全国の人たちを笑顔にしたいんです。毎日みる戦争とか地震のニュースに心臓がギュッてなります。ぼくには何もできないのか。いや、何かはできると思う。ぼくは物語を考えることができます。ぼくの物語に絵をつけてくれる、ちふみさんがいます。ぼくはぼくのできることで、しんどい人を笑顔にしたいんです。笑顔があったら戦争はしないと思うから。勝ち負けでは何も解決しないことをこの絵本で伝えたいんです。みなさん、どうかぼくに力をください。

 

クラウドファンディング『かたつむりのたび』

www.picture-book.jp

 

私ととうまさんの出会い

とうまさんと出会って丸4年。

私ととうまさんの出会いは、とうまさんが小学校1年生の春。

コロナの1回目の緊急事態宣言が解除されてすぐに、なかい水泳予備校のレッスンを受講しに来てくれたことで出会いました。

 

その時のとうまさんとのレッスンは、とにかく大変でした(笑)
時々、とうまさんともこの頃の話をしますが、プールの着替えが嫌で更衣室で30分くらい待たされたり、「水のかけあいをしよう」ととうまさんが誘ってきたので二人で水をかけあっていると私の水のかけ方がきついと言って怒り、私とモノに当たり散らされたり。プールでケンカして、帰り道で仲直りするという日々を2年間ぐらい過ごしたと思います。

 

私は、とうまさんの水泳の先生ですが、とうまさんが私の事を先生と呼ぶようになった?呼ぶようにはなっていないけど、時々呼ぶようになったのは最近の事で、私は「のどかちゃん」と呼ばれています。

 

とうまさんが私の事を先生と呼ばない理由は、私に水泳を教えてもらったことがないからだと思います。

 

私と出会った時のとうまさんは、顔つけと潜り、浮く事はできていましたが泳ぐことはできていませんでした。
しかし、3年生になる頃にはクロール、背泳ぎ、平泳ぎが泳げていました。
クロールが泳げるようになったのは、とうまさんにビート板を渡し「右手まわして左手まわしたらクロールだから!呼吸がしんどくなったら顔上げたらいいから」と言う私の言葉で我武者羅に泳いできたことがきっかけです。

 

私も指導者なので、本当は丁寧に教えたいのですが、私が丁寧に説明したり身体を補助したりする事を低学年のとうまさんはかなり嫌がりました。
そこで私も作戦を変えて、とうまさんには自分で泳げるようになってもらう事にしました。私は指導者ではなく応援者になりました。

 

一度とうまさんに、「私が何も教えてくれないのに、とうまさんは泳げるようになったな」「私は、なーんにも教えてくれへんな」と言ったら、とうまさんが「のどかちゃんは何も教えてくれへん」と言ってきました。

 

しめしめと思い、「そしたら手取り足取り丁寧に教えましょうか?」と私がとうまさんに聞くと。とうまさんはしばらく考えて「いいわ!自分でできるようになった方が楽しいから」と言いました。

 

私ととうまさんとの関係は、プールの先生と生徒です。
でも、それ以上の大切な人と人との絆がこの4年間で芽生えたなと私は感じています。

 

とうまさんの活動

とうまさんの活動です。ぜひご覧ください!

www.instagram.com

note.com

youtube.com

 

最後に

第一弾のクラウドファンディング『さるの木』と第二弾のクラウドファンディング『かたつむりのたび』のURLを添付します。

 

www.picture-book.jp

www.picture-book.jp

 

この二つを読み比べると、とうまさんの人間としての成長を感じます。
社会と向き合い、自分と向き合う。
それが、自身が成長していく上で大切な事ですね。

 

とうまさんは4年間いろんな事に向き合って、ぐっと成長した。
私はこの4年間どうだったのだろうか。

 

なかい水泳予備校 大阪・神戸・名古屋港では、講師一人一人が『水泳を通して自分をもっと好きになってもらいたい』という想いでお子様に真摯に向き合い、水泳の個人レッスン、マンツーマンレッスン、パーソナルレッスンを行っています。

 

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臨床発達心理士の子どもの発達コラム 〜障害者差別解消法の改正と合理的配慮〜

こんにちは。

なかい予備校グループの趙です。

私は臨床発達心理士として10年以上、子どもの発達支援に関わっています。

子どもの発達支援に関する様々な情報をブログで発信していこうと思います。

 

ところで、なかい水泳予備校は、お客様の半分くらいの方が発達障がいのお子様です。
日々色々な場面でニーズの高さを感じています。

 

そんな中、令和6年度に「障害者差別解消法」が改正になりますね。
詳細は内閣府のHPをご覧ください。

 

www8.cao.go.jp

皆さんは「障害者差別解消法」を知っていますか?
今日はこの「障害者差別解消法」と「合理的配慮の義務化」についてお話ししようと思います。

 

障害者差別解消法とは

「障害者差別解消法」は、平成25年に制定されて、平成28年から施行されている法律です。その名の通り、障がいの有無によって分け隔てることなく、相互に尊重し合いながら社会での共生を目指すための法律です。
障がいがある人が、その障がいの有無によって不当な扱いを受けることを禁止したものであり、本人からの要請があった場合は、その要請に応じて「合理的配慮」を行うことが明記されています。

 

令和3年に改正が制定され、令和6年4月から改正されたものが施行となります。
つい最近、内閣府の方でパブリックコメントの募集もされていました。
これまで、「合理的配慮」を実施することが行政や公的機関が義務、一般の事業者は努力義務でしたが、今回の改正で事業者にも「合理的配慮」が義務化されました。

 

合理的配慮とは

合理的配慮は様々な場面で求めることができます。
本人もしくは保護者からの発議が必要です。
しかし、求めた配慮が全て受け入れてもらえるかは分かりません。
合理的配慮の中には、「過度な負担を課さない」「均衡を逸しない」という定義もありますので、その事業者が可能な範囲ということも重要なポイントになります。

 

合理的配慮はどちらか一方の言い分を通すものではなく、本人と相手との間で、お互いが納得できるポイントを見つけることが大切だと思います。

 

来年度、事業者への義務化が始まります。
このことで、どんな社会に変化していくのか、少し楽しみでもあります。
そのためにも、色々な人に「障害者差別解消法」と「合理的配慮」について知ってもらえるといいなと思います。

臨床発達心理士の子どもの発達コラム 〜障害者差別解消法の改正と合理的配慮〜

なかい水泳予備校は、水泳のパーソナルレッスン・プライベートレッスン・マンツーマンレッスンの水泳教室です。

競泳コース、こどもコース、障がい児・者コース、障がい児・者競泳コース、成人コースがございます。

不器用なお子様にも、たくさん通っていただいています。
お子様の状態に合ったレッスンを行います!

臨床発達心理士の子どもの発達コラム 〜自律神経の調整〜

こんにちは。
なかい予備校グループの趙です。

いよいよ年の瀬が近づいてまいりましたね。
年末まであっという間だろうなーと思っています。

 

今年も皆様にはお世話になりました。
なかい水泳予備校のブログも応援していただいて、とても嬉しく思っています。
今年もあと残り少ないですが、体調などに気をつけてお過ごしくださいね!

 

さて、今回は「自律神経」についての話をしたいと思います。

 

不器用さのあるお子様や、運動の苦手なお子様の中には「力加減」が難しいお子様が多くいます。

 

本人は少しトン!とやっただけのつもりが、相手にとってはドン!と強く叩かれたような状況になってしまい、トラブルになります。

そんなお子様たちは、自分の体にどれくらい力が入っているのかに気づきにくい状態です。
自分の体にどれくらいの力が入っているかが自覚しにくいため、加減も難しいのです。

 

また、不器用なお子様や運動が苦手なお子様は、自分の体に力が入っていることが認識しにくいため、疲れやすかったり、体力がすり減るようなこともあったりします。

 

ホッとリラックスすることが難しいこともあります。
そのため、睡眠が浅かったり、途中で目が覚めてしまうこともあるようです。

 

臨床発達心理士の子どもの発達コラム 〜自律神経の調整〜

自律神経

人間には交感神経と副交感神経という自律神経があります。
交感神経が優位な時は興奮状態、副交感神経が優位な時にはリラックス状態となります。
普段、人間は、この自律神経を入れ替えながら、興奮と脱力をしています。
自律神経と力を入れたり、抜いたりすることは大きな関係があります。
つまり、不器用さのあるお子様や運動が苦手なお子様は、自律神経系の調整が苦手だということになります。

 

自律神経の調整

では、自律神経の調整には何が効果的なのでしょうか。

 

それは「呼吸」です。
交感神経が優位な時には呼吸が浅くなります。
副交感神経が優位な時には、呼吸が深くなります。
呼吸が深い時は脱力しやすいので、呼吸の練習をすることが多いです。
呼吸法の練習については、過去のブログでもテーマに取り上げているので、ぜひ読んでみてくださいね!

nakai-yobikou.hatenablog.com

 

自律神経のコントロール

自律神経のコントロールは、子どもにとってはとても難しいところがあります。
子ども自身自分の状態を自覚できるわけではないので、「あ、ここで深呼吸しよう」とか、「今自分が緊張しているな」とかを感じて調整することはできません。
なので、小さい頃から、その子がリラックスできる方法を探しておくことが重要です。

 

水泳は、運動と脱力の練習をするのに、とても適しています。
水の中で浮くには脱力しないといけなくなるため、泳ぐ時の運動と浮く時の脱力を練習することで、体の感覚として知ることができます。

 

ぜひ、水泳を通して自律神経のコントロールを体験してみましょう。

なかい水泳予備校は、水泳のパーソナルレッスン・プライベートレッスン・マンツーマンレッスンの水泳教室です。

競泳コース、こどもコース、障がい児・者コース、障がい児・者競泳コース、成人コースがございます。

 

­­­臨床発達心理士の子どもの発達コラム 〜家庭でできる呼吸の練習方法〜

こんにちは。

なかい予備校グループの趙です。

私は臨床発達心理士として10年以上、子どもの発達支援に関わっています。

子どもの発達支援に関する様々な情報をブログで発信していこうと思います。

 

10月になると少しは涼しくなるかな?と期待をしていますが、残暑が厳しそうですね。10月に運動会のあるお子様は、熱中症などに気をつけてくださいね!

ゲリラ豪雨と雷などもあって、気圧も不安定ですので引き続き皆様体調には気をつけましょう。

 

今回のブログは、「呼吸」がテーマです。

ご家庭でできる呼吸の練習方法についてお伝えします。

障がいの有無に関わらず、お子様の日々の様子と併せて読んでもらえると嬉しいです。

 

呼吸の内容については、こちらも読んでみてくださいね。

nakai-yobikou.hatenablog.com

 

ゆっくりした呼吸の練習

不器用なお子様は、体に無駄な力が入ってしまうことが多くみられます。

自分でもどこにどれだけの力がかかっているかに気付かないので、とても疲れやすかったりすることがあります。

私がよく見る不器用なお子様は、特に文字を書いている時に筆圧がとても強いお子様は、字を書きながら呼吸が止まっていたり、呼吸が浅くなったりしていることが多いです。

そうなると手を動かすという運動に労力がかなりかかってしまい、書くことに必死になってしまいます。

書き終わった後、はあはあと息を荒げていることも多いです。

他にも、とてもよく話すお子様は、話しながら呼吸することが難しく話すことに夢中で話し終わった後に、息が上がっていたりします。

これも、必死に話しながら体に力が入るので、呼吸が浅くなります。

 

そんなお子様たちは、「ゆっくりと呼吸する」練習をしてみるといいかもしれません。

 

ストローを使った方法

ご自宅のコップとストローを使って、ゆっくり息を吐く練習ができます。

できれば透明のコップを使って・・・

①コップに水を入れる

②ストローでコップの水の中に息を吹き込む

この2つの手順を実施します。

 

この時、力強く息を吹き込むと、水がコップから溢れます。

また、ストローの先から大きな泡が出てきて、激しくブクブクします。

これは勢いよく息を吐いている状態です。

 

なので、ストローの先から小さな泡が連続で出てくるように、静かに吹き込む練習をします。

ストローを口に入れて、静かに息を吐くと小さな泡がプクプクと連続で出てきます。

これが細く長く息を吐いている状態です。

 

ご家庭でする際には、ぜひ保護者の方が見本を見せてあげてください。

透明のコップだと、泡の大きさが見えやすいです。

大きな泡の見本と小さな泡の見本を見せて、良い見本は小さい方であることを知らせてあげてくださいね。

 

ティッシュを使った方法

他にもティッシュを使った方法もあります。

ティッシュを細長くちぎって、口の前に垂らす。

②テッシュに向かって息を吹きかける。

この2つの手順を行います。

 

この時には、フッと大きく吐くと、ティッシュはパッと舞い上がります。

そうではなく、指で摘んだティッシュがヒラヒラと長く揺れることを目指します。

ゆっくり吐くと、ティッシュがヒラヒラと靡いた状態になりますので、お子様とどちらが長くヒラヒラできるか勝負をしてみても、ゲーム感覚で楽しいかもしれません。

 

ゆっくり呼吸ができると、体の力を抜くことができます。

必要以上に力が入っていたりすると、緊張状態が続くためしんどくなります。

ゆっくりした呼吸を練習して、体の力が抜けるとリラックスしやすくなりますよ。

ぜひお試しくださいね。

­­­臨床発達心理士の子どもの発達コラム 〜家庭でできる呼吸の練習方法〜

なかい水泳予備校は、水泳のパーソナルレッスン・プライベートレッスン・マンツーマンレッスンの水泳教室です。

 

競泳コース、こどもコース、障がい児・者コース、障がい児・者競泳コース、成人コースがございます。

不器用なお子様にも、たくさん通っていただいています。

お子様の状態に合ったレッスンを行います。

 

 

臨床発達心理士の子どもの発達コラム 〜呼吸の練習〜

こんにちは。

なかい予備校グループの趙です。

私は臨床発達心理士として10年以上、子どもの発達支援に関わっています。

子どもの発達支援に関する様々な情報をブログで発信していこうと思います。

 

9月も終わり、10月に入ると年末まであっという間です。

最近はインフルエンザがお子様たちの間で流行っていますね。

学級閉鎖になっている学校もあると聞きます。

コロナもまだまだ流行しているので、心配です。

 

今回のブログは、「呼吸」がテーマです。

呼吸は、筋肉の運動をコントロールする上でとても重要な役割を果たします。

障がいの有無に関わらず、お子様の日々の様子と併せて読んでもらえると嬉しいです。

臨床発達心理士の子どもの発達コラム 〜呼吸の練習〜

呼吸が苦手!?

私の経験上、不器用さを持つお子様の中には、「呼吸が苦手」なお子様が多いなと感じます。

かく言う私自身も運動が苦手で、呼吸が下手くそです。

深呼吸がとても苦手で、代表の中井にも、「趙さんって呼吸浅いよね」と言われます。

 

人間は日常生活の中で、様々な運動を行なっています。

その中で、呼吸は運動と大きく関連します。

 

落ち着きたい時には「深呼吸」と言われるのを聞いたことがあると思います。

力を抜く時、いわゆるリラックス状態になる時は、人間は本来呼吸が深くなります。

ゆっくり吸ってゆっくり吐くことを繰り返すと、自律神経の副交感神経が優位になりリラックスしやすくなります。
このとき、体は脱力していて緊張していない状態になります。

 

反対に緊張したり、体に力が入ったりしている時には、自律神経の交感神経が優位になり、呼吸が浅くなります。

スポーツをしている時は、呼吸が浅くなります。

 

不器用さと呼吸

不器用なお子様は、呼吸のコントロールが難しいことが多いです。

鼻を使った呼吸が難しく口呼吸になっていたり、フーッとゆっくり吐くことが難しかったりします。

鼻をかむ時に、鼻からフンと吐くことが難しいこともありますね。

不器用なお子様は、どのようにすると息がどこから出るのかなど、身体の部位と使い方がわからない場合があるのです。

また、自分の体の状態を意識しにくく、体に力が入っていることも自分で気づきにくいため、呼吸のコントロールが必要かどうかの判断ができない場合が多いです。

気付かない内に力が入って、呼吸が浅くなっていて、疲れてしまうこともあります。

なので、不器用なお子様は、あえて呼吸の練習を少しずつしていくのもいいですね。

特に深呼吸の練習ができると、力が抜きやすくなるのでおすすめです。

そう言う意味では、水泳は呼吸の練習にとても向いているスポーツだと言えます。

 

水泳と呼吸

水の中は自由に呼吸ができません。特に水中では吸うことができません。

そのため、水泳のレッスンの中では「呼吸法」を学びます。

「細く長く吐く」や、「顔を上げた時に吸う」と言った、呼吸の方法や呼吸のタイミングを学びます。

これは、水泳の時に活かされるものですが、日常生活の中でも活用できるスキルです。

不器用なお子様は、水泳を習うことで呼吸の練習ができます。

また、浮く時には脱力することは必要です。

この時に自分の体に力が入っていると浮くことができないので、自分の体の緊張度合いを意識しやすくなります。

体の感覚も、呼吸の方法も少しずつレッスンの中で獲得できていくといいですね。

 

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競泳コース、こどもコース、障がい児・者コース、障がい児・者競泳コース、成人コースがございます。

不器用なお子様にも、たくさん通っていただいています。お子様の状態に合ったレッスンを行います。

 

 

 

遠泳(臨海)行事がある国立・私立小学校の生徒必見‼春からはじめる学校水泳授業準備

3学期も残りわずか、楽しい楽しい春休みがはじまりますね。

今回のブログは、『遠泳(臨海)行事がある国立・私立小学校の生徒必見‼春からはじめる学校水泳授業準備』です。

なかい水泳予備校では、毎年多くの大阪教育大学付属天王寺小学校、大阪教育大学付属平野小学校、大阪教育大学平野小学校、追手門学院小学校、帝塚山学院小学校、近畿大学付属小学校に通う子供たちが遠泳(臨海)行事の対策としてレッスンを受講しています。

たくさんの遠泳(臨海)対策のレッスンを行ってきた経験から夏の水泳授業までに準備して欲しい目標と内容をまとめてみました(^^)/

※下記の内容よりも高いレベルを求められる学校もあります※

 

学校水泳準備1年生

【目標】
プールで怖がらずに顔付けや潜りができる

【内容】
顔つけ、潜り10秒、口から連続ブクブク10回以上(口から呼吸を出す→口から呼吸を吸う※繰り返す)、鼻から連続ブクブク10回以上(鼻から呼吸を出す→口から呼吸を吸う※繰り返す)、だるま浮、けのび3m(10秒)

 

学校水泳準備2年生

【目標】
連続呼吸がスムーズに行え、水の中で前に進む事ができる

【内容】
水中ジャンプ25m、ビート板バタ足(顔つけ、顔上げ)、ビート板なしのバタ足12.5mができる

 

学校水泳準備3年生

【目標】
クロール習得

【内容】
クロール12.5m以上

 

学校水泳準備4年生

【目標】
平泳ぎ習得

【内容】
平泳ぎ12.5m以上

 

学校水泳準備5年生

【目標】
長い距離を泳げる

【内容】
クロール50m以上、平泳ぎ50m以上

 

学校水泳準備6年生

【目標】
顔上げての平泳ぎ習得
※学校によっては顔上げての平泳ぎが不要なところもあります。

【内容】
顔上げての平泳ぎが25m以上できる

 

最後に

上記にあげた内容を見て、まだ準備ができていないなと感じた方は、是非春休み期間から親子でプールに遊びに行ったり、スイミングスクールの短期教室等に通ったりする事をオススメします!

学校授業がはじまるギリギリに焦って練習をされる方も多いですが、水に対して恐怖心があるお子様の場合は、焦って練習をすることは逆効果になる事もあります。

お子様が落ち着いて焦らずに練習できる事が習得の近道です(^^)/

水に対しての恐怖心がかなり強いお子様やスイミングスクールに行く時間が取れないお子様には水泳の個人指導をオススメします。

恐怖心が強いお子様への水慣れ指導は簡単そうにみえてかなり難しいです。

ぜひ水慣れ指導の経験が多いプロ講師のレッスンを受講ください。

 

なかい水泳予備校では、現在下記のキャンペーンを行っています。

プロ講師をお探しの方は是非なかい水泳予備校までお問合せください‼

 

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なかい水泳予備校 大阪・神戸・名古屋校では、講師1人1人が『水泳を通して自分をもっと好きになってもらいたい』という想いでお子様に真摯に向き合い、水泳の個人レッスン・パーソナルレッスン・プライベートレッスンを行っています。是非一度、体験レッスンをご受講ください!

水泳の個人指導・パーソナルレッスン・プライベートレッスン地域↓

【大阪・神戸校】
大阪市東大阪市吹田市豊中市尼崎市、西宮市、芦屋市、神戸市

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

【名古屋校】
名古屋市春日井市東海市大府市

臨床発達心理士の子どもの発達コラム 〜不器用さと運動発達①〜

こんにちは。なかい予備校グループの趙です。

毎日暑い日が続いています。
熱中症アラートも毎日のことになりましたね。
夏休みも終盤に入りますし、熱中症には本当に気をつけていただきたいです。

 

さて、今回から、いくつか「子どもの不器用さ」に関する記事を書いていきたいと思います。

私は、臨床発達心理士として13年、子どもの発達に関する支援を行っています。
日々様々なお子様と関わる中で、「不器用さ」があるお子様を多く見ますし、実際に保護者の方からの主訴として「不器用さ」が挙がることもあります。
では、「不器用」と言うのは、どういう状態のことを言うのでしょうか。
そもそも不器用ってどう言うこと?ということをお話ししたいと思います。

 

臨床発達心理士の子どもの発達コラム 〜不器用さと運動発達①〜

不器用さとは

不器用さと聞くと、手先の不器用さが一番に思い浮かぶのではないでしょうか。

  • お箸が正しく持てない
  • ハサミで綺麗に切るのが苦手
  • 字が汚い...などなど。

確かに、手先を器用に動かせないことも不器用さの一つです。

 

しかし、ここで述べる「不器用さ」と言うのは、手先のことだけではありません。
身体の「運動」に関する苦手さを、包括して「不器用さ」と言っています。

 

「運動」とは、脳の神経伝達によって筋肉を動かすことを言います。

 

ちなみに、自分で動かそうと思っていないのに動いてしまうことを「反射」と言います。
反射は、何かの刺激に対して、筋肉が意図していなくても動く状態です。
そのため、その動きをしないでおこうと思っても、逆に難しいです。

 

運動は、人間が生きていく上で避けては通れません。
心臓などの内臓を動かしているのも運動ですし、日常生活の様々な動きも運動です。
そんな運動に苦手さを「不器用さ」としています。

 

運動の発達

運動の発達は、胎児の頃から始まっています。
胎児の時にお腹の中で、手足を動かす「胎動」です。
生まれてからは、様々な原始反射で身体が刺激に反応して動く状態になります。
そこから、手足を自分で動かしたり、手もみ・足もみをするようになり、首が座って寝返りを打てるようになり、ズリバイはハイハイが始まって、自分で座れる、自分で立てる、自分で歩ける、自分で走れるようになります。

  • 頭から足へ(上から下へ)
  • 粗大から微細へ(大から小へ)

運動は順番に発達していきます。

 

不器用さのあるお子様は、これらの各段階で苦手さを呈することがあります。
例えば、ハイハイがうまくできなかった、自分で立つのが遅かったなど、お子様によっ様々です。

運動は、発達の中で一度獲得されると、一生ものです。
いろんな運動体験の中から、様々な運動を獲得できていくといいですね。

 

では、不器用さをどのように評価するのでしょうか。
続きは、次のブログにて紹介します!

 

なかい水泳予備校は、水泳のパーソナルレッスン・プライベートレッスン・マンツーマンレッスンの水泳教室です。

 

競泳コース、こどもコース、障がい児・者コース、障がい児・者競泳コース、成人コースがございます。

 

不器用なお子様にも、たくさん通っていただいております。
お子様の状態に合ったレッスンを行います。

 

現在、大阪市東大阪市豊中市門真市堺市・神戸市・西宮市・尼崎市でご依頼多数です!

 

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